最近よくThreadsで、こんな投稿を見かけます。
「アメリカに引っ越したけど、やることもないしいくところもないから、とにかくつまらない!」

そっかぁ。確かに日本の大都会に比べれば、明らかに娯楽は少ないよね。
田舎暮らしなら、なおさらでしょう。
その気持ちはわかる気がします。
わたしは大阪出身。結婚後は数年東京に住み、その後テキサス州オースティン郊外に引っ越して27年ほどになります。
オースティンは’今でこそ「大都会」と言われる街になったけど、27年前はまだまだ田舎でした。
街の中心からちょっと外れるともう周りは農場だらけで、毎日牛や馬を見かけるのが普通だったのです。
今ではちょっと信じられないけれど!
ですが….振り返ってみると、わたしは一度もつまらないとか退屈だと思ったことがなかったのですよね。
それはなぜかなぁ?って、ちょっと考えてみました。
- 自分の意思で引っ越してきた。
これは大きいですよね。自分の意思で引っ越してきたのと、例えばパートナーの転勤で仕方なく引っ越してきたのとでは、最初から感じ方が違って当たり前かもしれません。 - とにかくアメリカが好きだった。
これももう理屈ではなく、わたしはアメリカが好きだったから最初からポジティブな気持ちで暮らしを楽しむことができたと思う。でもこれが、アメリカに全く興味がなかったとしたら… ? やっぱり色々日本と比べてしまい、嫌なところばかりが目についてしまっていたかも。 - 英語がある程度話せた。
日本で英語をかなり真面目に勉強していたので、日常生活には困らなかった。きっとこれも、大きな要因。 - フルタイムで働いていた。
東京でアメリカ系の企業に就職し、その会社の現地採用と言うポジションで引っ越してきたので、引越し直後からフルタイムで働いていました。退屈する暇がなかった。 - 自分の車を持っていて、自由に動けた。
フルタイムで働いていたこともあり、車の運転は必須でした。夫婦それぞれ車を持っていたから、行きたい時に行きたいところに自由にいくことができた。 - 2人の息子を育てた。
数年後には第一子、そのまた数年後には第二子を産んだので、仕事と育児でいっぱいいっぱい。そして子供がいると、「大変」ではあるけれど「飽きる」ということはありませんでした。 - 今ほど物価が高くなかった。
コロナの前あたりまでは、物価はこんなに高くなかった。そして20数年前はもっともっと安くて、夫婦2人なら週に何度も外食(高級店を除く)したとしても、それほど生活に困らなかった。だから「外食する楽しみ」がありました。
持ち家も、普通に働いていたら手が届く値段だった。
今は何もかもが高くて、外食も旅行もしにくいと感じている人も多いはず。ちょっと出かけただけで相当お金がかかるので、楽しむことが難しくなっているのかなぁと感じます。 - 週末は車で30分−1時間ほど夫婦でドライブして、近くの小さな町を散策したり、時には片道3時間かけてヒューストンやダラスなどの大都会に行き、買い物や都会の雰囲気を楽しんだ。
今はわたしの住むオースティンはすっかり都会になったので、ヒューストンやダラスに遊びに行く理由が減りましたが、20数年前は定期的に訪れていました。
当時はIKEAやHmartなどのお店はオースティンにはなかったから、たまに行くのが楽しみでした😊 美味しい韓国料理屋さんや飲茶のお店、和食のお店などに行くのも、普段は出来ないからこそ特別楽しかった。
子供が出来てからは、車で2時間ほどのサンアントニオにあるシーワールドに行ったり、ヒューストンのサイエンスミュージアムに行ったりするのも、楽しかったなぁ。
普段から色々情報を取り入れて、次はここに行ってみよう!って計画を立ててみると、楽しみが少し増えるかもしれません。 - 料理が好きだった。
基本的に昔から料理が好きで、週末はゆっくり料理ができれば幸せだと思っていたくらいでした。
アメリカは色々な国の食材が気軽に手に入るし、野菜や果物の種類も豊富で、料理好きにはたまらない環境なんです。
食べたいものは自分で作らないと食べられない環境だけど、だったら自分で作ってみようと思えたことで、食生活にあまり不満を持たずに済んだのかなと思います。 - 日本とアメリカ、両方のいいところにできる限り目を向けるようにした。
これは今でも言えることですが…
普段からできる限り、日本とアメリカの両方の国のいいところに、目を向けるようにしています。
どちらの国にも、自分が好きだなと思えるところと、これは嫌だなって思ってしまうところがあると思う。これはどちらがいい悪いではなく、それぞれの人がどう感じるかだから、人によってさまざまだろうけれど。
一時帰国をしたときは、「日本のこういうところが最高だなぁ!」って思うことがたくさんあるから、それを楽しむ。アメリカにいるときは「やっぱりアメリカのこういう面は好きだなぁ」と思うところに目を向けて、楽しむようにする。
逆に、悪い面ばかりに目を向けていると、どんどん悪いところばかりが目について本当に毎日イライラしちゃいます。
また、日本だけにずっと住んでいたら気づかなかった「日本の良さ」を、海外生活をしたからこそ深く深く感じられるようになる。「当たり前」だと思っていたことが、そうでなかったことに気づき、感謝の気持ちがわいてくる。
これも海外に住んだことのある人の、特権かもしれません😊
(もちろん海外に住まなくても、日々感謝できている方もいらっしゃると思いますが、きっと少数派)
他にもまだありそうだけど、今回思いついたのはこんな感じです。
まず、「合う合わない」問題は、これはもう理屈ではないのでなかなか難しいですよね。
人によって感じ方は本当にさまざまだから、「アメリカにとにかく惹かれる!」という人もいれば、「アメリカはどうしても肌が合わない」って感じる方もいらっしゃるはず。
帯同や国際結婚などが理由で渡米される場合、喜んで来られる方は問題ないですが、パートナーの意向や社会的な常識などを考えると、「行くしかない」という気持ちになり、気が進まないまま来られる場合もあるかもしれません。
次の記事では、そういう場合の心の持ち方について、考えてみます😊
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